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【メンタリズム×文章術】メンタリストDaigoに学ぶ「人を動かす」ための「書かない3原則」とは。『人を操る禁断の文章術』を読んで。

【はじめに】

こんにちは、Kindlizedです。

本日は、メンタリストしてテレビ番組でも活躍されていた

Daigoさん著『人を操る禁断の文章術』ご紹介します。

 

書名にある「禁断の」という飾り言葉は、

彼の「メンタリスト」という肩書きともあいまって、本当かしらと首をかしげてしまいますが、

でも、読んでなかなか「タメになる」1冊でした。

 

メンタリスト Daigo『人を操る禁断の文章術』

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著者 メンタリストDaigo

daigo.jp

wikiによれば著者のDaigoさんは、月に100冊も本を読まれるそう。

そういれば昔に速読(?)をしている姿や、大きな本棚が設えられた部屋に住んでいるのをみたのを覚えています。

慶応の出身で、wikiによれば、

「在籍中には人の心を作ることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンス」というなんとも大仰な学問を専攻していたそう。

 

ちなみにメンタリストとは「読心術・テレパシーといったメンタルマジックを行うパフォーマー」を指すんですね。

 

 

さて、そんな彼の説く「文章術」とはどんなものなのでしょう。

本書のテーマは、

「どのように書けば相手を『意のままに操れるような』文章を書くことができるか」です。

 

今回は、彼の文章術の「土台となる部分」、

本書第2章で取り上げられている「書かない3原則」をご紹介します。

「書かない3原則とは」

原則1:「あれこれ書かない」

3つの原則の裏側には、私たちの抱く文章に関する3つの誤解が対応しています。

誤解1:詳しい十分な説明があるから、私たちは興味を抱く。

私たちはいつだって書きすぎています。

 

商品を売ろうと思えば、

「なぜあなたにとってこの商品が魅力的であり、利益になるか」ということを

言葉を尽くして説明しようと試みます。

 

そしてぱっとしない売り上げを受け取りまることになります。

 

それに長く書くのは、楽だったりします。

構成を考えなく良いのですから。

「1時間の演説なら即座にできる.20分のものでは2時間の準備が必要だ.5分のものだと,一晩構想を練らなくては」と言ったのはウィルソン大統領でしたか。

大事なのは、本書を貫くテーマ「相手を動かす」ためにどう説得するのか。

 

それには構成が大事となります。説得と構成は不可分でしょう。

短い文章での説得なら尚更気を配らないといけない。

 

 

また人の性として、

あまりに十分な知識を与えられてしまうと、受け手の想像力がはたらく余地が失われてしまうということもあります。

 

「世界一の美女」という言葉から浮かび上がる女性は、どんなに魅力的に描写した女性像より必ず魅力的になりますし

 

「すきです」と一言書いたものにに勝るラブレターは存在しないのです。

 

だから、

1、相手に「こう行動してほしい」そのゴールを頭に浮かべ、

2、相手に「何を」伝えれば良いかを考える。

3、そして一番伝えたい要素だけを残し、他の全てを削り落とすのです。

 

わたしたちの文章が、ややもすると長くなり、

「とっちらかった」ものとなってしまうのは、

その「ゴールが見定まっていない」からこそ、保険のために言葉を連ねてしまうと言えます。

原則2:「きれいに書かない」

誤解2:きれいな文章を書かなければ失礼にあたるし、自分の評価もさがってしまう

要約すると「論理」でなく「感情」に訴えろということです。

 

私たちは、社外の方とのメール等で時候の挨拶からはじまる「綺麗な文章」を受け取ったり、送ったりしますが、

読んでみると「表面的な文章」と感じませんか。

だからって、「汚く書け」というのではありません。

書くべきなのは「個人的な思いや背景」が盛り込まれた文章です。

 

原則3:「自分で書かない」

誤解3:文章は自分で書かなくてはならない

3つの原則の中では、これが一番、意外なのではないでしょうか。

もはや自分で文章を「作る」ことを放棄せよというのです。

 

どういうことか。

文章のゴールは「相手を動かす」こと。その「相手を動かすキーワード」ももちろん「相手の中」にある。

だから、その「スイッチを押す言葉」を相手の中から探し出しなさいということです。

 

まちがっても、「自分が読ませたいことを」書いてはいけないということ。

 

誰かの「ブログ読本」にも、

 

「あなたが書く文章を誰かが求めているなんて思ってはいけない。相手が求める文章こそ書くのです」

といった趣旨のことを書かれていた。

 

じゃあいったいどうやってその「キーワード」を考えるか。

そこで「マインドリーディング」という

ダイレクトマーケティングでは有名という手法が紹介されます。

マインドリーディング

実際のマインドリーディングはもっと小難しいけれど、

 

要は「相手の心理(状態)」を行動やあらゆる仕草や身体的特徴、衣服や持ち物発言内容などから情報を引き出し、それをつかって「あたかも」心理が読んでいるかのように見せる手法。

 

これを文章術に取り入れるのが原則3「自分で書かない」の骨子。

 

たとえば、

あなたが、30代前半男性に向けてセールスレターを書くとしたら何を書くでしょう。

 

どんな文章なら読んだ後に行動してくれるでしょう。

 

読者の情報といえば、「30代前半」「男性」のみ。

 

でもこれだけで話題は限定されてくるというのです。

 

そのために、

ここで先ほどの「マインドリーディング」に加えて、

相手を動かすための「7つのトリガー」が著者から提供されます。

それら7つのトリガーのうち、どれかを使えば良いと。

 

今回はその「7つトリガー」の中の1つ「悩み」を使ってみましょう。

 

 

誰しも悩みの一つや二つ抱えています。

 

そこへ「悩み」に関するコピーが差し出されると、人は「そこに悩みを解消してくれる何か」を期待してしまいます。

 

だから件の「30代前半」「男性」の「悩み」を考えてみるのです。

 

 

身近に似た条件の人物があれば、その方を思い浮かべてみればよりいいでしょう。

 

 

そんな人がいない場合でも、メンタリストは次のように説きます。

 

「実は人の悩みの9割は「HARM」の4文字に集約」されると。

悩みの分類「HARM」

「H」:Health(健康)「健康、美容」

「A」:Amibition(野心)「夢、将来、キャリア」

「R」:Relation(人間関係)「結婚、恋人、会社」

「M」:Money(お金)「財産、老後」

 

 

ここにさきほどの「世代」を掛け合わせてみると、ほぼ確実に「悩み」は特定されてきます。 

「世代」×「HARM」

例えば「H(健康)」

10代なら、見た目やダイエット

20代なら、ストレスによる不調や肩こりや腰痛の起こり

30代なら、女性なら出産に真剣にむきあう時期ですし、男性なら体力の衰えや薄毛、肥満など

40代なら、内科系の心配、がん保険など

といった具合。

 

だから「30代前半」の「男性」なら「最近少しお腹周りが気になってきた方に朗報です」といった具合のセールスコピーとなってくるわけです。

 

ここのあたりは、「話を振る」ことを「生業」としている人は自然とできていそうですね。

 

【あとがき】

いかがだったでしょうか。メンタリストの「文章術」ということで目新しく、

他で聞けない方法論がいくつも上がっていて新鮮でした。

 

これまで「文の書き方」に関する本をいくつも読んできたけれど思ったように効果がみられてない、という方にもオススメと言える1冊です。

人を操る禁断の文章術:メンタリストDaiGo かんき出版

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